このカテゴリでは、我慢しないダイエット法についてしらべています。
「痩せたい!」「痩せなければ!」そんな風に悩み、焦りを感じている人は、年齢性別を問わず、数多くいます。その理由も美容から生活習慣病予防まで、さまざま。とは言え、肥満の原因は食生活や運動不足などの生活習慣に潜んでいますから、ダイエットを始めると必然的に「我慢」という壁にぶつかります。
「食事を制限しなければならない」「お酒を控えなければならない」「運動しなければならない」…、そんな「我慢」ばかりだと心が折れがちです。何度トライしても失敗。あるいは一度減量に成功してもすぐリバウンド、という苦い経験を持つ人もいるでしょう。そんな時、目につくのが「我慢しないで出来るダイエット法」。インターネットや雑誌などのメディアで多くの方法が紹介されています。その代表例をいくつか紹介しましょう。
意外と意識していないのが、食材の食べる順番。内容は同じでも食物繊維→たんぱく質→炭水化物の順番で食べると、血糖値が急激に上昇しないため、肥満に繋がりにくいとされる。
こちらの方法は、1日24時間の中で、8時間以内に食事を済ませてしまうという方法。採用すると自然に1日2食となり、残16時間は胃腸が休まるため、消化吸収力がアップすると言われる。
1日3回の食事を5回に分けることで、全体的なカロリー摂取を抑えていく方法。食事を我慢する必要がないため、ダイエットにつきまとう「空腹感や食欲の管理」に悩まなくて済む。
「晩酌のビールがやめられない」という男性に人気なのが、この方法。ビールを飲む代わりに炭水化物の摂取を控える。特に夜は「炭水化物を一切摂らない」というルールを遵守する。
人間が食事をして、胃がいっぱいになっても、脳が「満腹」と感じるまでの間にはタイムラグがある(20分程度)。食事を急ぐと、必要以上に詰め込んでしまうので要注意。食材をよく噛んで摂取するようにすれば、脳内の満腹中枢も刺激されやすくなる。
血液サラサラ、デトックスなど、積極的に水分を摂るだけでもうれしい効果はたくさん。喉が潤うと空腹感をおぼえにくくなることもわかっている。清涼飲料水は避け、ミネラルウオーターで水分補給を。目安は体重50kgの人で1日2l程度。
食事の前にガムをよく噛むことによって、脳内の満腹中枢が刺激されやすくなり、食事量を効果的に減らすことが出来る。顎の筋肉が鍛えられることで、小顔効果も期待出来る。
ボールに乗るだけなのに、体幹を鍛えることが出来る「バランスボール」を購入してダイエットに役立てる方法。慣れるとテレビなどを見ながら、楽々運動習慣を付けることが出来る。
数千円程度で購入出来る踏み台昇降専用の台を活用し、ダイエットに役立てる方法。こちらも慣れるとテレビなどを見ながら、楽々運動習慣を付けることが出来る。
入浴(シャワーではなく、お風呂)でのカロリー消費量は意外に高いため、上手に活用したいもの。「40度前後の湯に全身浴10分」、「肩まで3分→休憩5分を3セット」などさまざまな方法が。
「我慢の多い方法では、続かない」、そう考えた人が実践しているのが、上記のような「簡単ダイエット法」です。しかし体験者の声を見てもわかる通り「やってみたけれど、効果がなかった…」という声も数多く存在しています。きついダイエットだけでなく、簡単なダイエットすら上手くいかない…、そんな人はもう諦めるしかないのでしょうか?
ここで気付いてほしいのが、ダイエットにおける「心理サポート」の重要性です。そもそも、なぜ太ってしまうのか。その原因の多くは、食生活にあります。毎日口にする食品をチョイスする際に、本人も自覚していない「心理的な要因」が影を落としていることが多いのです。
「今日はイヤなことがあったから、食事だけは豪華に」「仕事を頑張ったから、自分にご褒美」…、よく聞かれるこのようなセリフは、心情的に充分理解出来るものですが、身体にとっては負担でしかありません。「食に走ってしまう」理由を共に考えてくれる専門家のアドバイスだけで、大幅な減量が可能となるケースが、実は多いのです。
ダイエットには停滞期がつきもの。ひとりでのダイエットは効果が出るまでイライラし、落ち込むこともあり、簡単に挫折してしまうケースも多いです。そんな時「今は、体重が落ちなくても仕方ない時期ですよ」など安心出来る助言をもらえれば、リバウンドを回避出来るでしょう。
こうしたメンタル面をサポートしてくれるダイエットの専門家に会うには、クリニックを訪ねてみて下さい。彼らと一緒なら、無駄な我慢がいらない正しいダイエットが出来るでしょう。